2020年
H627mm×W906mm
個人蔵
今まで街中の人々を描き、日常を抽出するような作品を目指してきました。2020年はコロナ禍となり、日常そのものが一変、今までの作品はまさに当時の日常を切り取ったものとなり、街中はマスクの人々で溢れ、作品づくりに躊躇いが生まれました。そんな中でも何か作らなくてはという思いで描いた作品。本作品は、過去の日常のドローイングとニューノーマルな日常のドローイングを組み合わせ、当たり前だった一緒にいられることの素晴らしさの実感と、ウィズコロナな現状をサバイヴしていく、そんなイメージで制作しました。